お金持ちになるための4つのポイント
先日、某資産家のマネーセミナーに参加してきました。基本的な資産形成の話でしたが、私自身、再確認できました。今回は、そのセミナーの内容の一部をシェアしたいと思います。
お金持ちになるための基本的なステップ
お金持ちになるための基本的なステップについてお話をされていました。ステップの順番は以下の①→②→③→④ということです。
① 資産構築
まずは毎月の給与 (事業所得含む) などを貯金していき、運用に回せる資金を準備します。
例えば、毎月10万円貯金していくと1年間で120万円、20年続けると2,400万円になります。
しかし、それが出来ている人は殆どいません。なぜ、出来ないのでしょうか?
それは、生活費もありますが、人は欲しいものを手に入れて (経験して) 喜びや幸せを感じるためにお金を使うから。
アパホテルの本谷社長も、「お金は銀行に預金していると監獄に入れているのと同じで、お金は回してこそ活性化し、そして世の中を幸せにする」とメディアでお話をされていました。
つまり、人はお金を使うことにより、自分自身や周りの人々を幸せにしているということです。
それでは、幸せになるためにお金を使いながら、尚且つ、ある程度の資産を構築して運用資金を作るためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは副業などで収入の柱を増やし、今より少しでも収入を上げることです。
この様な不安定なご時世では、一つの収入源ではリスクが大きすぎますので、複数の収入源を確保していくことが不可欠だと思います。
② 資産運用
国がようやく貯蓄から資産運用 (投資) を勧めるようになってきましたが、今まで貯金が一番だと教えられてきた日本人にとっては、資産運用は「難しい」「危険」というイメージが根強く残っていると思います。
これは、今までの教育に問題があり「資産運用は必ずリスクを伴う」ということを理解していない日本人が多いということだと思います。
資金の持ち逃げや詐欺などは別問題として、きちんと運用していても資金が目減りする、もしくは無くなる場合があるということです。
しかしながら、このリスクを最初から理解して、その対策として余剰金の一部で分散して運用していれば、あまり危険ではありません。
また、運用は時代によって変わっていきます。今まで順調だったものが、そうでなくなったり、逆に時代にマッチした新しいものがスタートしたり、大事なことは、一つの運用に執着せずに、常に情報収集を心掛け、新しいチャンスを見つけていくことだと思います。
そして、運用で得た利益は早めに自分の財布 (銀行など) に戻す。このように自分の財布に戻すことによって、次の運用の資金を準備していくことができます。
例えば、複利運用の場合は、全額を複利で運用するのではなく、利益の一部は財布に戻し、残りを複利運用するなど。
このように早めに自分の財布に戻すことにより、貯蓄額を増やしながら、次の運用の資金の準備ができます。
運用は資産を減らすことがあるというリスクを理解しながら、そうなっても資産を増やせるように、余剰資金での運用と分散運用、そして、利益の早期回収で次の運用資金の準備をしていくことが大事です。
それを常にやっていれば、仮に一つの運用が上手くいかなくなっても、その度にメンタルをやられることなく、淡々と次の運用をしたり、新しい運用先を探すことができます。
一番勿体無いのは、上手くいかなかったからといって、メンタルをやられ、運用そのものを辞めてしまうことです。現在、運用で資産を増やしている人も必ず過去に何かしら失敗しています。違いは、そこでやめるか、対策しながら続けるかだけだと思います。
③ 資産防衛
運用で増えた資金を自分のお財布に入れるというお話をさせて頂きましたが、このお財布に入った資金を全部銀行に入れてしまうのではなく、不動産や海外銀行・保険会社などで資金を守りながら、ゆるく回していきます。
そして、少しずつ資産を増やしながら、次の新しい運用のための準備をしていきます。
④ 資産形成
定期的に資産の棚卸しをします。その際に再度、資産を計算し、①資産構築・②資産運用・③資産防衛に再配分します。この①②③④の繰り返しで資産を作ることができます。
まとめ
今回は私が参加したセミナーの内容の一部をシェアさせて頂きました。将来のために資産を増やしておくことは必要だと思いますが、今回のセミナーではその基本的な方法を学ぶことができました。
当然、これが全てではないと思いますし、これ以外の方法もあると思います。
今回のお話に興味を持たれた方は、是非、セミナーに参加されて本人からお話を聞かれてみて下さい。セミナーでは今回のブログでお伝えすることができなかった内容も多々ありますし、どのような運用をすれば良いかなど具体的なお話も聞けると思います。